「人間関係」についての相談」カテゴリーアーカイブ

Q:お客さんとうまく付き合えません

ハル ハル

どういうこと?

  • 自分が一緒に働きたい人、お客さんになって欲しい人を具体的に決めず、
    一時的にであれお金のために働くと、大変な思いをしてしまう
  • お金のために働くと、お金をもらえなくなる恐怖から、ついお客さんのいいなりになってしまうから
  • 理不尽なことにも耐えなくてはならず、ストレスがたまり、ストレス解消のためにお金を使うことになる

こうしてみよう

  • 下請けのポジションにならないようにする
  • 下請けのポジションに行ってしまうと、ビジネスはどうしても苦しいものになる
  • どうやったら主導権が自分になるのか?どうやったら自分が思うようにビジネスの舵取りをしていくのか?を考える
  • 超一流の人たちは、クライアントから尊敬されている
  • それは、クライアントよりも、ずっと深くその仕事を知っていて、何が素晴らしいのかを、はるかにクライアントよりも分かっているから
  • まだ2流であっても、自分のする仕事は、お客さん以上に、お客さんの要望を応えられる経験はあるはず
  • 自分がプロとして、しっかり自信を持って、自分の仕事のことを顧客にオススメできるかどうか
  • そのためには、クライアントよりずっと深く考えられているか
  • 人はその深さを感じると尊敬し信頼するようになる
  • 「理想のお客さん」像を描いておく
  • 下請けになる人の仕事も尊重する

Q:父親との関係がビジネスに関係があるのですか?

ハル ハル

どういうこと?

  • 父親との関係性が、ビジネスに影響する
  • 「父親の人生を超える」ことにブレーキをかけてしまうことがある
  • 「父親よりもちょっと下の人生」を生きようとしてしまう
  • 父親との関係を修復すると収入が増えたりする

こうしてみよう

最大の親孝行は、親よりも幸せに生きること

  • 「父親よりちょっとしたの人生」を生きることで、父親は喜ぶだろうか?
  • 子どもには、自分を超えて欲しいと思うのではないか?
  • その人は、その人でベストの人生を生きている。それぞれの人生を尊重する
  • その上で、他人には100%遠慮がない、ステキな人生を生きよう

成功していない父親を受け容れられると自分も愛せるようになる

  • 成功していない父親も認めると、まだ成功していない自分にもOKが出せる
  • 焦りがなくなる
  • 自分の頑張りが「空回り」しているときは、
    「成功していない状態」を否定していないか振り返ってみるといい
  • 優等生タイプは、親の期待に合わせた役割を演じる
  • 親には、いいところも、ひどいところもいっぱいある
  • 親からの連鎖を変えるには、大きなエネルギーが要る

Q:人と比べて落ち込んでしまいます

ハル ハル

どういうこと?

  • 人と比べて落ち込んだりうらやましく思ったりするのは、
    実は子どもの頃の「母親」との関わり方が大きく影響している
  • 母親からどれだけ「無条件の愛情」を感じられていたかどうかで、
    コミュニケーションのパターンが決まってくる
  • 条件付の愛情しか感じずに育つと、無意識のうちに
    自分で交換条件を差し出してしまう
  • 常に「いい子」であろうとしたり、親や他人の期待に
    「応えなければいけない」と自分を追い詰めてしまう

こうしてみよう

  • 「期待」しているのは誰かを考えてみる
  • その「期待」はあなたが応えなければいけないもの?
  • 期待しているのは「相手」なのだから、それは自分の問題ではない
  • 相手の問題なのか、自分の問題なのかを、しっかり見極めて線引きができたら、
    背負わなくていいものを背負っていた事に気づけるはず
  • 相手の期待を「手放す」ことができたら、自分基準の幸せを感じる事ができるようになる

Q:相手のためを思ってしたことなのに、うまく相手に伝わりません

ハル ハル

## どういうこと?
– 自分の感情や行動を「自分の庭」で完結していないから起きること
– どんな行動を起こすか、何も行動を起こさないか、はすべて「相手の庭」

## こうしてみよう
– **感情も行動も、自分の「庭」で完結し、相手に選択権を与える**
– 自分と相手との間には距離があることを自覚して、相手に無理強いはしないように
– 相手の庭に踏み込んで、相手をどうこうしようとするのはエネルギーのムダ
– **相手の庭と自分の庭を見分けるには、「我」を無くす事**
– 相手のどこかを「直したい」と思うのは、実は「我」
– 「我」をなくし、自分の庭を尊重する事ができると、相手の庭も尊重できるようになる
– 自分もエネルギーのムダ使いしなくて済むと、余計な事を抱え込まず、人間関係が楽になる

Q:人に任せるのが苦手です

ハル ハル

こうしてみよう

  • まず人の能力を認めて信頼して任せること
  • 同時に、人の失敗を許せるようになっておく
  • 人の失敗を許せるようになるには、自分の失敗を許すこと
  • ビジネスオーナーは人に仕事を任せた時も、
    何かあったら自分が責任をとる必要がある
  • 任せた相手が失敗した時は、すべて自分が
    責任を取るという「覚悟」が必要
  • それでも、相手を信じ尊敬して仕事を任せていくことが、
    ノーワークへの第一歩

Q:いつもがんばり過ぎ、抱え込んでしまいます

ハル ハル

こうしてみよう

  • 「がんばらないと、周りの人に受け入れられない」と思っていないか?
  • そのままの自分でも愛されていることに気付こう
  • 自分のスタイル、自分の感覚を尊重しよう
  • 報酬は「苦しむことの対価」ではない
  • 充実感が得られるからといって、意味もなく腹筋500回とかしない
  • 「何もしない素のままの自分で、社会からお金や愛情を受け取る気持ち悪さ」に耐えられるか
  • 照れてキャッチできない人が多いもの

Q:パートナーと意見が合いません

ハル ハル

ポイント

  • 問題は、相手の真意を誤解していることが大半
  • その真意を理解し合えば、たいがいの事は乗り越えられてしまう
  • 大事なのは、出てきた言葉ではなく、根底の真意
  • 安心したい、ステップアップしたい、幸せになりたい、
    等々の真意を2人で合わせることの方が重要
  • すり合わせというより、お互いの真意をしっかり聞きあうと言う感じ

Q:嫉妬されるのが怖いです

ハル ハル

こうしてみよう

  • 嫉妬のメカニズムを知る
  • 嫉妬されるのは、罪悪感があるから
  • 罪悪感の釣り針を垂らしていて、それに食いついている
  • 罪悪感がない人は、嫉妬されない
  • 知っている人で、嫉妬されない人がいたら、思い出してみる
  • 嫉妬を避けるために、ワザと弱点を持つことでコミュニケーションを取ろうとすると、弱点が本当になってしまう(お金はあるけど彼女がいないとか)
  • 本当にワザと弱点を持つことが必要か?自分に問いかける
  • 本当に過ごしたい人生を、静かに自分に宣言する
  • 他人に自分を合わせるより、自分の人生を尊重する
  • どこまで腹を割るか。オープンが最強

Q:共働きをしているのですが、夫が家事をしてくれません。

アバター画像 るる

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photo credit: Kalexanderson via photopin cc

A:まずは、あなたのような共働きの奥様は、
日本では決して珍しいものではないことを、
お伝えしたいと思います。

社会学の中でも、男女の家事分担を研究している人が世界中にいますが、
日本の男性は世界的に見て、とっっっても家事をしないそうです。

よく男性の方が仕事が大変だからとか言いますが、
「男女の収入や、勤務時間の差などを補正してもなお、
日本人男性の家事をしない度合いは際立っている」
そうです。

例えば、日本人男性は、妻の職の有無に関わらず、
家事を1日あたり30分しかしないそうです。
妻の職の有無に関わらず、というのが、すごいですよね。

でも、みんながそうだからといって、
そんなの全く納得できませんよね。

人は、上手く行くことしかやらない、といいます。
あなたの旦那様は、
「自分が家事をやるよりも、あなたに不満を感じさせてでも、
あなたにやってもらう」
ということを選択しています。

そしてあなたは、
「旦那様と喧嘩になるよりも、自分で家事をする」
ということを選択しています。

ここには、ひとつの均衡があるわけです。

もしあなたが、旦那様が分担した家事をしなかったら、鉄パイプで殴りかかる、
というような奥様だったら、こういうことにはなっていないわけです。

男性は、一人暮らしをしたら、すべからく家事をするわけですから、
「家事ができない」なんて、通常の社会人には有り得ないことです。

仕事の重要性や収入を加味しても、
あなたに不当に多い家事分担をさせて放置しているのであれば、それは夫の甘えです。
そして、その人が卑怯であればあるほど、本人は
「それが自分の甘えである」などとは、決して認めないでしょう。

私は、単発や短期間の甘えは、夫婦は持ちつ持たれつですし、
ある程度はあるものだと思います。
しかし、長期間に渡る一方的な甘えは、夫婦関係を蝕むと思います。

例えば家事を外注したり、生活費は全て夫が出すなど、納得できる心の持ちようがあれば、
いいかもしれません。
しかし、あなたはこのままでは、恨みを残すのではありませんか?

あなたの旦那様は、あなたを目下とみなしています。
そして、目下の人間には不公正なことをしてもいい、と思っている人です。

それを許し続けているのは、あなたでもあるのです。
許しているあなたが悪い、ということではありません。
悪いのは、明らかに旦那様です。
悪い旦那様は所与の条件として、あなたがどのように対処していくのか、
それが問われているのです。